J-1ビザ取得

  • J-1ビザ

J-1ビザは交換留学生用のビザです。派遣先大学から発行されるDS2019、アメリカに学生を登録するためのSEVIS費用、大使館で登録するDS160をそろえることで申請できます。

ビザ全般に言えることですが、ビザはなるべく早く取得したほうがいいです。J-1ビザは基本的に大使館の面接で落とされることはまずないらしく、私も所属大学と派遣先大学を言っただけでした。ただ間に合わないということが一番危険なので、とにかく最優先で早く手続きしたほうがいいです。私はコロナで留学自体も確定するのが遅かったということもあり、ビザ諸々の手続きはすごくぎりぎりでした。そのうえ申請内容に不備があったりと本当に渡航できるのか気が気でない日々が続いたので、これを読んでくださっている方はそのようなことがないように早め早めに行動しましょう…

またいつものことですが、下記の公式ページを必ず参照し自分で調べましょう。

ustraveldocs.com

  • DS-2019

まず学校からDS2019を発行してもらう必要があります。UCバークレーではacceptance letterを受け取ったら学生番号が発行され、CalCentralという学生用のサイトに登録できるようになります。ビザ申請や履修登録、予防接種の登録等学校に関することはそこから行うので重要なサイトです。そこに登録するとThe Non-immigrant Information Form (NIF)からビザを申請してくださいとのnotificationが来るので、そのサイトからDS2019の申請を行います。

ビザ申請自体はフォームの入力やスポートのアップロードで時間はかからないのですが、注意点としては資金証明が必要になります。資金証明は銀行に発行してもらうために時間がかかるので早めに確認しましょう。必要な額はページに記載されていますが大体1年間にかかる費用です。結構高額になる可能性があり、お金の工面をしないといけない場合もあると思うので重ねてにはなりますが、できるだけ早く確認しましょう。

またDS2019は取得できるまでに約3週間、手元に届くまでにさらに1週間ほどかかります(課金すれば発行を2週間で受け取れるなどのオプションもあります)。DS2019が発行されてからSEVIS費用というDS160の申請に必要な費用を払えるようになります。

internationaloffice.berkeley.edu

  • SEVIS/DS160

DS2019が承認されるとSEVIS番号というSEVIS費用を払うための番号が交付されます。それをSEVISの申し込みページに入力することでSEVIS費用が払えます。

また、アメリカ大使館に提出するDS160にもDS2019の番号が必要です。DS160は基本的な個人情報を登録するのですが、途中で保存できるのでDS2019が承認される前からなるべく早く入力しておくのをおすすめします。

米国ビザ申請 | DS-160の作成 - 日本 (日本語)

  • 大使館での面接

DS2019、DS160まで提出したら、大使館での面接が予約できます。ネットで口コミを見たところ、フライトも現地の滞在先もとってたのにビザを却下されたとの声があったのでびびっていたのですが、結局面接で聞かれたことは「現在の所属大学と渡航先の大学」のみで1分もかからなかったです。おそらく交換留学であれば日本に帰ることが決まっているし、身分も保証されているので審査は厳しくないのだと思います。周りを見ている感じでも学生っぽい人は秒で面接含む手続きが終わっていましたが、それ以外の人は書類の受付や面接でも時間がかかっている印象でした。

ちなみに私はビザもろもろの手続きが遅く、結局面接もDS2019が届いてない状態で受けました。書類に不備が見つかりビザが下りるかとひやひやしたので、何度も言いますが早めに申請しましょう…(サイトには現地プログラムの開始日の30日前からならDS2019が届いてなくても面接できると記載がありましたが、私は32日前だったので大使館に電話してみたところ軽く「べつに大丈夫です」といわれました。結構そこらへんは緩いような気もしますが…)